ベトナムから期待のホープ

今回ご紹介するのはベトナム出身の新入社員、チャン ニュー ヴォンさんです。ベトナム・ハノイ工業大学で電気を学んだ後、渡日。日本で活躍の場を探していたところ、六藍の木組建築に興味を持って2025年6月に入社することになりました。


写真がヴォンさん

「ベトナムでは親戚が建築関連の仕事をやっていたこともあって全く知らない業界ではなかった」のですが、六藍の木組建築の特殊性と、規模の大きな建築に強く興味を惹かれたと言います。

「ベトナムの建築は小さなものが多く、木よりコンクリートのイメージが強い」とヴォンさん。「日本の木組建築の美しさには魅力を感じましたし、大きな建造物を建てるという技術力にも圧倒されました」

かくして、まったく経験のない木組建築の世界でスタートを切ることになりました。


六藍の中でヴォンさんは日本人の未経験転職者と同じ位置付けになります。できるだけ多くの現場を見ることで六藍の業務を理解してもらうOJTからのスタート。比較的難易度が低い図面を使って図面の素材の拾い出し(図面を見ながら必要な材料を判断する)の練習なども行なっています。

「難易度が低いとはいえ、六藍が扱う案件は専門性が高いものが多い。大学でCADを学んではいたものの、専門性が高い図面を読むのは難しい」ようです。

図面と格闘中!

「まだ入社1ヶ月ですが、OJTは実践的で多くを学ぶことができます。熟練した大工職人さんと交流できるのも有り難いですし、社内会議や取引先との会議に出席させてもらえるのも有り難い。座学だけでは得られない、業界の知識や考え方まで知ることができます」

「専門的な言葉をはじめ仕事の中で分からないことは多いですが、六藍の先輩方は困っていたら自然と手を差し伸べてくださいます。明るい方ばかりなので、相談しやすいところも助かっています」とヴォンさん。今は専門知識を学びながら日本語をさらに流暢に使いこなすべく、語学の勉強も欠かさず行なっています。

すっかり会社にも馴染んできました

「できるだけ早く会社に貢献できるよう、努力を続けていきたい。こんな素晴らしい環境で働けることに心から感謝をしたい」とのこと。将来は、施工管理士1級も取得して六藍のベテラン現場管理者と言われるようになりたいとやる気満々。

ヴォンさんがベテラン社員になった暁には、ベトナムと日本の建築エンジニアをつなぐ架け橋になれるかもしれません。


六藍では現場管理者を募集していますので、もし、こういった仕事に興味を持たれた方は弊社の採用コーナーから気軽にお問い合わせいただければ幸いです。未経験の方でも、しっかりと指導させていただきますので!