建築現場管理の仕事紹介

株式会社六藍は家具や床、木製建具、住宅や店舗の建築、リフォームなど多くの事業を行っていますが、今回は現場管理のお仕事について紹介していきます。


一般的に建築の現場管理者というのは、受注が決まった建設現場でスケジュール通りに建設を進めるためのすべての管理を行なう人のこと。

施主様や設計士の方と打合せをして、工期内に仕事が終わる様に職人と材料を手配をし、設計意図を現場の職人さんたちに伝えていく。工事中は定期的に現場を訪問して、必要な書類を作ったり予算や品質、工程管理を随時行います。現場でのトラブル対応なども現場管理者の仕事です。

六藍で現場管理を長く務める中川氏

マンションなどある程度建築手法が決まっている場合は現場管理の方法も限られてくるのですが、株式会社六藍が多く受注するのは木造建築

木造建築の場合、案件ごとに必要となる知識や技術が異なります。木材や工法にも多くの種類があり、設計意図に対して最適なものを選べるかということも重要なポイントになります。しかも新築だけでなく大型のリフォームなどにも対応しています。

これこそが六藍の現場管理の魅力であり、逆に大変なところでもあるのです。


醤油蔵を改装してカフェへ

「この現場は築年数が古い醤油蔵をリフォームしてカフェ施設を作っているのですが、建物を解体することなく基礎をやり直して耐震強度を上げることができないか?」という難問からスタートした物件なんです。

解体せずに基礎をやり直すために、複数の油圧ジャッキを使って建物を持ち上げるプランを考えました。もちろん、すべての柱を切断し、基礎を固めた後に必要な柱には接木をしていきます。

建物をジャッキアップして基礎工事を行う

やっていく中で困難な問題に直面することもありますが、六藍にはこうしたノウハウも多くありますのでチーム力を発揮して解決したり、パートナーである熟練の職人さんや設計士さんの協力で乗り切れる場面もあります。

現場の経験にもよりますが、最終的には六藍の現場管理は見積もり段階から案件に関わって受注後の業者手配、現場指示、書類管理、品質・予算・工程管理のすべてを行います。現場に直行することも多いので、会社にいる時間は一般的な会社員よりも少ないと思います。

ある程度自分で裁量を持って仕事をしたい、というような人に向いているのではないでしょうか。

再利用できる木や資材はできるだけ活かす方向でリフォーム


六藍では現場管理者を募集していますので、もし、こういった仕事に興味を持たれた方は弊社の採用コーナーから気軽にお問い合わせいただければ幸いです。未経験の方でも、しっかりと指導させていただきますので!