今回ご紹介するのは、六藍に入社して5年目の足立さんです。大学の建築学科を卒業後、建設会社で勤務。そこから六藍に転職し設計部で図面を担当。1年前に建築現場管理に異動しました。
転職前の会社でも建築現場の管理を経験していましたが、六藍の建築現場管理はまったく別物だったようです。

今回ご紹介する足立氏。
「以前の会社は戸建てやマンションを請け負う会社で、建築現場管理者には建築のことから電気工事まで幅広い知識が必要でした。ただ、深く知る必要はなく、専門的なことは専門の業者さんに任せる感じです。いわばディレクター的な役割ですね」
「それに対して六藍は木工事の専門業者。木工事のプロとして図面を読み、材料を選び、工法を決めなければなりません。一般的な現場管理より大変ですが、その分、やればやるほどノウハウが自分に蓄積されていくのが魅力ですね。」
似たような現場管理の経験があっても、木工事のノウハウがあるという人はほとんどいません。そのため足立さんは、転職後4年間、設計部門で図面の勉強をしてきたというわけです。

4年の勉強の甲斐あってBIMソフトも活用できるように
建築現場管理の仕事の流れを整理してみましょう。
1、担当案件が決まる
2、図面と予算書に基づき、必要な材料の発注や業者の手配を行う
(経験に応じて先輩がフォローしてくれます)
3、営業と一緒に現場に挨拶に行き、正式に引き継ぐ
4、図面通りに施工が進むよう、安全・品質・工程を管理する
(在庫確認、品質確認、報告書作成なども含む)
5、スケジュール・予算通りにプロジェクトを完成させる
「案件を担当した時点で図面をしっかり見て、材料や工法を調べます。難しい部分は先輩や職人さんと相談しながら解決策を検討します」と足立さん。図面をある程度読めること、そして問題解決に向けたコミュニケーションが重要です。
木工事の現場管理経験がなくても、足立さんのように学びながら進めていけば、未経験転職でも十分に活躍できる仕事です。極端に言えば、建築業界そのものが未経験の人でも、「人と話すのが得意」「専門的なスキルを身につけて長く働きたい」という場合は素質があるかも!

打ち合わせスキルもぐんぐん成長中
足立さんの1日
現地に直行し、8時頃から現場の朝礼や打ち合わせ、在庫確認、施工済箇所の品質チェックを実施。昼食後、別の現場で同様の業務を行い、夕方には六甲アイランドの本社で書類作成や打ち合わせを行います。退社は18時半頃が多く、社用車でそのまま帰宅し、リラックスして過ごしているそうです。
「転職後は給与や勤務時間、待遇が良くなり、専門知識も身について満足しています。現場にいることが多く、会社でずっと拘束されることがないので、自分のペースで仕事ができるのも魅力です。」
近く、会社の支援を受けながら建築施工管理技士1級の資格も取得して、さらに活躍の場を広げていく予定です。
六藍では現場管理者を募集していますので、もし、こういった仕事に興味を持たれた方は弊社の採用コーナーから気軽にお問い合わせいただければ幸いです。未経験の方でも、しっかりと指導させていただきますので!