長崎県の現場は、大規模なゴミ処理施設。施設の名称は「県央県南クリーンセンター」で、2026年4月に稼働を予定しています。

↑新設中の施設(全体)の外観はこちら。
六藍が担当するのはエントランス棟。

↑新しい施設の”顔”になるエントランス部分
木造部分の工事の他、資材や家具も担当しています。当社は木工事を得意とする神戸の会社ですが、ムラチグループの一員。グループ各社のネットワークを活用することで、全国各地のパートナー会社と連携したり資材をスムースに調達することができます。今回の工事では、地元・長崎産の木材が必要となったのですが、地元でも制限があって入手が困難なところを、グループ企業のトリスミ集積材株式会社の調達力で対応することができています。

工事中の現場

資材の調達や構造も含めて担当
現場は100平米ほどの規模ではありますが、規模の大小に関わらず木工事特有のノウハウが要求される設計。基礎の平行の出し方から木材の詰め方に至るまで、図面だけでは難しい施工の問題をクリアしながら進めていきました。六藍が持つ木工事のノウハウとグループ企業の総合力でゴールが見えてきています。

長崎産の木材の仕入れも六藍の総合力で対応できた
この現場を担当したのは六藍で現場監督20年を超えるキャリアの山本さん。
「同じ現場でも現場監督が違えば工事のプロセスが変わる。図面をいち早く読み解き問題になりそうなところを見つけて対応する。無駄を省き、段取りよく現場が進むように調整する」のが役割だといいます。

ノウハウだけでなくコミュニケーションをいかに円滑にするか、も重要
「例えば鉄筋コンクリートより木造の方が基礎工事で求められる平行のレベルは高い。図面にはそこまで細かなことは書かれていないので、監督がそうした点まで気配りをしながら調整をすることが重要になる。また、木材と木材の間の隙間を0にする施工は部分によって大変困難なものになる。図面から困難な箇所を先に読み取り、施工の順番を変えたり一枚の木を分割して二枚にするなど予め準備をしておけるかも鍵になる」と、工夫は尽きません。

木造で隙間をなくすのは場所によってはかなり難易度が高い作業
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